RESEARCH

SENSING

感触のわかるインテリジェントセンサ:光マルチモーダルソフトセンシング

我々の皮膚は外界からの多様な刺激を的確に分離し高感度に検出する優れたセンシング媒体といえます。本研究室では、皮膚のように多様で複雑な外界刺激を的確に分離し且つ同時に検出可能なソフト・マルチモーダルセンシング手法を研究しています。具体的にはソフトマ テリアル中に”光の神経回路網”をつくり、深層学習を用いることで高次の変形情報や触り心地、保持しやすさのような感覚的情報の推定を可能にする方法です。これにより人間と機械を繋ぐ新しいインターフェースとして光ソフトセンシングという新たな学理の開拓を目指しています。

図1. 光マルチモーダルソフトセンシング
図2. (a) 接触物体の認識のためのソフト触覚センサと(b)ロボットハンドへの搭載